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2026.03.25

パイセンの行きつけについて行く | 札幌市中央区 | Vol.1
モツ居酒屋 ごんべゑ

How long have we been living in this town? We’ve found more favorite spots, and more friends we see all the time. But sometimes, having too many “usuals” can make our world feel smaller. Let’s try a place we’ve never been. Let’s talk to someone we’ve never met. Not somewhere far away just one step beyond the streets we know. About 150 years ago, people came here and started a treasure hunt. Let’s begin the next chapter together.

ボクの周りにはかっこいいパイセンが多い。
服の着こなしだったり、
ものや言葉の選び方だったり、
人との付き合い方だったり。

年を重ねることが楽しみに思えるのは、
きっと周りに素敵な大人が多いからだ。

大好きなあのパイセンは
普段どんな店に行っているんだろう。

そんな好奇心で始まったこの企画。

今回は、札幌でギャラリー「fence」を運営する
多田さんこと“だーちゃん”の行きつけに、
後輩のコツメくんと一緒について行ってみた。

向かった先は、パイセンの行きつけ
「モツ居酒屋 ごんべゑ」。

パイセンと後輩の夜

多田さんとコツメくん(@kotsume_7)は、
どちらもファッションが好き。

多田さんが運営する
ギャラリー「fence(@fence_sapporo)」での個展には、
コツメくんもよく顔を出すそう。

共通の知り合いも多く、
自然と顔を合わせる機会も増えていった。

この日も特別な話をするわけじゃない。
最近どう?とか、仕事のこととか、
最近見つけた服の話とか。

お酒と料理のあいだで、
そんなラフな会話が行き来する。

パイセンと後輩。
でも、どこか友達みたいな距離感もある。

二人で吞むときはカウンターで。
共通の仲間とワイワイ過ごすときには座敷で。
とにかく居心地のいい場所が、このお店。

料理とお酒を
ゆっくり味わう夜

地下鉄「豊水すすきの」駅からほど近く。
歴史ある古い民家をそのまま使ったお店で、
低い入口をくぐり、靴を脱いで上がるスタイル。
どこか秘密基地みたいな空気が流れている。

このお店の店主は丸勢さん。
多田さんは親しみを込めて「まるにい」と呼んでいるそう。
(仲良しの店主がいるってのも憧れるよね)

この日は料理をお任せでお願いした。
出てきたのは 「ハツ刺し」「スジ串」「塩煮込み」。

新鮮なモツを使った料理は見るからにお酒がススム逸品で、
どれも手間暇かけて丁寧に仕込まれている。
他にも、コブクロ(子宮)やミノ(胃袋)などの希少性のある部位を低音調理をした刺身で食べられるのもこのお店の魅力。

多田さんとコツメくんは料理を急ぐわけでもなく、
お酒と料理を行き来しながら
ゆっくり会話と雰囲気、目の前の料理を味わっていた。

お酒の種類も豊富で、
日本酒やビールの他、果実酒やサワーまで幅広い。
店主が好きなお酒を厳選していたが、
気付けば30種類を超える品揃えになったそう。

〆の油そばや、高菜めしも気になるけれど、
モツ鍋や串焼きは絶対食べたいし…と幸せな悩みが尽きない店だ

パイセンの世界を覗いてみて

多田さんにこの店の何が好きかと尋ねると、
店主の丸勢さんの人柄とおいしい料理とお酒だと教えてくれた。

たしかに、仕事にまっすぐ向き合い
自分の信念を持って働く丸勢さんの話を聞いて、
初対面だったけれど「かっこいい生き方だな」と思った。

行灯だけで、看板のないお店にいる
尊敬できる店主・丸勢さん。
彼に出会えたのも、
パイセンの行きつけについてきたからだ。

自分の尊敬できる人の周りには、
やっぱり素敵な人がいるもんだ。

類は友を呼ぶ、というからこそ
たまには自分の世界から抜け出して

パイセンの行きつけに連れて行ってもらう。
知らない世界を覗いてみる。

そんなことを積み重ねて、
このマチでのボクの行き先を少しずつ広げていきたい。

Profile

モツ居酒屋 ごんべゑ

住所 / 札幌市中央区南4条西1丁目6-1
電話 / 011-251-2004

Photo by Miku Katsuno
Text by Hikari Kubota
Design by Keisuke Mimura

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いつものマチの、
一歩先。

この街にどれほど暮らしているだろう。
お気に入りのお店も増えて
よく会う仲間も増えてきた。

だけど、「いつもの」が増えるって
自分を狭める。

知らない店に行こう、
話したことのない人に会いに行こう。

はるか遠くの場所ではなくて、
いつものマチの一歩先。
およそ150年前に
この地を拓いた人々から始まった宝探し。
その続きを一緒に始めよう。

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    rmpw110

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    拠点をニセコに置きながら東京にも活動の幅を広げ活動中。リアルで儚い空気を映像に残す。好物は羊羹。

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    映像作家 | 写真家
    2023年に拠点を東京から札幌に移し、街と人の営みをドキュメントする。プロダクトPRムービーやイベント映像も撮影。

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    広告のヘアメイクの他、制作・企画コーディネートやキャスティングなど多方面で活動中。