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2026.02.26

編集部の好きな店 | 札幌市中央区 | Vol.11
Guara mansion bar&art gallery

How long have we been living in this town? We’ve found more favorite spots, and more friends we see all the time. But sometimes, having too many “usuals” can make our world feel smaller. Let’s try a place we’ve never been. Let’s talk to someone we’ve never met. Not somewhere far away just one step beyond the streets we know. About 150 years ago, people came here and started a treasure hunt. Let’s begin the next chapter together.

お酒を飲んで少し酔ったまま本を読める
心地の良い穏やかな隠れ家バー。

編集部 マサルのお気に入りの店
【Guara mansion bar&art gallery】

すすきのから東に進んだ先にある1軒の建物。
そのビルの5階に進むと、
ドアの前に看板がひっそり置いてある。

友達の家に来たような感じでそのままドアを開けると、
暗めの照明に包まれた、
シックで落ち着いた雰囲気が広がる。

2010年から続くこのお店を、
本好きなボクが知ったのは3年前。
心地よくお酒を飲みながら読書ができるバーを探して
たどり着いたのがここだった。

一般的なバーだと視線が気になったり、
しっかり見られている感じがして
少し居心地が悪かった。

かといってカフェだと明るい印象で、
酔って読書することにためらいを感じる。

そんな中でこのお店は
・千葉さん(店主)がほどよく放っておいてくれる
・カウンターに立ち上がりがあるため、
スタッフとの距離感が適度にあり、見られている感が薄い
・読書会を開催されていたり、読書客歓迎感がある

など、好きなところをあげればきりがない。

ボク流の過ごし方はコレ

基本的にはポテトサラダとお酒を頼んで
1,2時間くらい読書することがほとんど。

たまに近くにいるお客さんと話したり
読書会で会った方がいれば
最近の好きな本について話したり
おすすめの本を紹介してもらったり。

このお店には「好き」の入口が
いくつも用意されている。

毎月の読書会では、課題本を
お客さんや店主の千葉さんの知人が選び、
それぞれ感想を言い合う。
1か月かけて読むから、
ゆっくり時間をかけて読書ができる。

ボクは「読書会」という入口から
このお店を知ったけれど、
その他毎月ランニング会や、
毎月第1土曜日にはDJ会などもあるみたいだ。

千葉さんは、
「一つのことを深く極めるのは得意じゃない。
でも日々“いいな”と思うことはたくさんある。
だから詳しい人に教わりながら、
コミュニケーションを楽しんでいます」
と語る。

カルチャーが集まる場所

お店にはレコードの他、
スクリーンでは映画が流れる。

5.6年前からは古着の取り扱いも開始し、
本、音楽、映画、ファッションなどが
同じ空間に同居している。

「誰でも楽しめる場所にしたい」という想いから
ノンアルコールメニューも充実。

ノンアルコールカクテルは10種ほどあり、
ソフトドリンクも揃う。

お酒が得意ではない友人とも、
気兼ねなく来れるのもうれしい。

読書会では、様々な人が本を選び
感想を交わす。
否定せずに耳を傾ける、
やわらかな場所だ。

新たな「好き」に出会えたり、
これまで出会ってこなかった人や価値観が交わる場所。

自分の興味の角度からこのお店を見つけて、
そっとドアを開けてみてほしい。

Profile

Guara mansion bar&art gallery

住所 / 札幌市中央区南7条西2丁目2-22豊水ビル5F
電話 / 011-211-6276

Photo by Michiko Aramaki
Text by Hikari Kubota
Design by  Shogo Sato

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ABOUT US

LANDについて

いつものマチの、
一歩先。

この街にどれほど暮らしているだろう。
お気に入りのお店も増えて
よく会う仲間も増えてきた。

だけど、「いつもの」が増えるって
自分を狭める。

知らない店に行こう、
話したことのない人に会いに行こう。

はるか遠くの場所ではなくて、
いつものマチの一歩先。
およそ150年前に
この地を拓いた人々から始まった宝探し。
その続きを一緒に始めよう。

企画・運営

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クリエイティブ

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    wa___ka.pp

    LAND編集長
    PATTERN PLANNING(株)CEO|ブランディングディレクター|旅、ラーメン、焼肉、お酒、器ラバー。

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    noriok

    LAND編集部
    株式会社NEW CEO|クリエイティブディレクター|色々な土地を歩き、体を動かし、モノに触れながら、ユーモアを考える。

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    LAND編集部
    ディレクター兼コピーライター|LANDの企画・制作・原稿制作を担当。取材を通してこのマチの人と出会うことが大好き。

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    rmpw110

    LAND編集部
    ディレクター|食べることと愛犬が原動力。LANDでは撮影も担当。

  • 荒巻美千子

    hina_ta_bo_kko

    LAND編集部
    ディレクター兼コピーライター|LANDでは写真撮影も担当。愛機は「Sigma fp」

  • 藤崎由理

    yurif333

    LAND編集部
    ディレクター|瓶詰めされた醬と、道内各地の銘菓食べ歩きが大好きです。

  • 三村啓介

    jack_mim

    LAND編集部
    アートディレクター|札幌生まれ、B型。アートディレクションとデザインを担当。音楽好き。

  • 石塚 雄一郎

    plg722

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|イラストが得意。お酒とカレーと狸小路が大好き。好きな色は緑。

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    ss.shogo

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|ランニングしながら街や気になる場所を観察するのが日課です。

  • 八木橋ひかり

    hikari____8

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|休日はエッセイや短歌をまとめたZINEを制作しています。猫が好き。

  • sokoniaru (SHIDEN)

    sokoniaru

    映像クリエイター
    映像が好き!これまで札幌のアーティストのMV制作やライブ映像なども手がける。

  • Riku Goda /
    合田 りく

    riku____g0806

    写真・映像クリエイター
    北海道で暮らす人々と文化、その日常を写真と映像で記録する。ウェディングやライブなど撮影するジャンルは多彩。

  • Hiroto Miyazaki

    hirotomiyazaki.jp

    Cinematographer
    拠点をニセコに置きながら東京にも活動の幅を広げ活動中。リアルで儚い空気を映像に残す。好物は羊羹。

  • 村木渓太

    keitamuraki.jp

    映像作家 | 写真家
    2023年に拠点を東京から札幌に移し、街と人の営みをドキュメントする。プロダクトPRムービーやイベント映像も撮影。

  • 對馬友理

    yuri_24ma

    ヘアメイク | 制作・企画コーディネートetc
    広告のヘアメイクの他、制作・企画コーディネートやキャスティングなど多方面で活動中。