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2026.01.16

職人の手仕事に触れる | 札幌市白石区 | Vol.1
野口染舗

How long have we been living in this town? We’ve found more favorite spots, and more friends we see all the time. But sometimes, having too many “usuals” can make our world feel smaller. Let’s try a place we’ve never been. Let’s talk to someone we’ve never met. Not somewhere far away just one step beyond the streets we know. About 150 years ago, people came here and started a treasure hunt. Let’s begin the next chapter together.

「職人」
この言葉がもつ響きに
憧れや尊敬を感じると同時に、
どこか別の世界の人々のように感じていた。

けれどこのマチにも
その道のプロが存在する。
一線を引くのではなく、
彼らの手仕事にボクらも触れてみよう。

新しいものばかりを追いかけるのではなく、
長い時間をかけて受け継がれてきた技を学んでみよう。

北海道に根づく文化を、
眺めるだけで終わらせず、
ボクらの手で、次の景色へと繋いでいきたい。

「染める」というカルチャー

第一弾となる初回は、
1948年に札幌で創業した
「野口染舗」さん。

染めるという文化に馴染みのないボクらを
快く受け入れてくれた野口さん。

今回はLAND公式サポーターの2人と一緒に
染物体験に行ってきたよ。

気軽にできる染物体験

「日本の染め文化を気軽に体験してほしい」
そんな想いで、コロナ以前から
体験プランをスタートさせたそう。

「着物のクリーニングや染め直すということを
家業で行っていました。
しかし着物を身に纏う機会が減った今、
「染める」という技法はそのままに、
てぬぐいやハンカチ、風呂敷に応用しています」

今回2人が体験したのは、
初心者でも簡単に挑戦できる
化学染料でてぬぐいを染める体験コース。

染めの技法や、染めた布の絞り方など
丁寧に教わりながら
約1時間半のあっという間の体験だった。

伝統が身近な存在になるための工夫

染物体験は
とにかくクリエイティブで楽しい。

どんなふうに布を折るか、
どこに色をのせるか。何色を選ぶか。
染め手によって柄は多種多様だ。

初めて染物体験をした2人も
どの色を足そうかな、
柄は何にしようかなと終始楽しそうだった!

サポートも手厚い印象。

体験する側ができるだけ気軽に参加できるよう、
お湯の準備や折り方のマニュアル、
あまり動かなくて良い動線づくりなど
野口さんのホスピタリティが光っていた。

染めるという文化への敷居を
できるだけ低くしたい。
そんな想いがにじみ出ていた。

📝体験レポート

天然染料での染色体験も行っているそう。
聞けば、コーヒーやシラカバ、ブドウの果皮など、
捨てられるはずだった北海道の素材を染料に活用し
染色を行っているみたい。

「昔からの伝統的な染めの文化はそのままに、
染料や染める対象を
現代にアップデートしながら文化を継承しています」

今回の体験に参加した2人にも話を聞くと、
「染めるという表面的な部分ではなく、
実際に自分で体験をすることで、
奥の深い世界に少し近づけた」

「やりながら自分なりに考えて体験できた。
手ぬぐい一つとっても、
ブックカバーやお弁当包みなど多彩な使い方ができることも
知ることができました」

と大満足の様子。
(2人とも異なる柄で個性が出ていてステキ!
ボクも欲しくなるくらいに最高の出来栄えだったよ)

Profile

野口染舗

住所/北海道札幌市白石区菊水8条2丁目2-9
電話/0120-12-4447

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✅LANDが体験した内容

染物体験(化学染料)
手ぬぐい 1名税込3300円

※2名以上での参加

[予約]
※1週間前に要予約。
※下記の公式サイトのお問い合わせフォーム、
もしくは公式LINEからご予約ください。
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Photo by Miku Katsuno
Text by Hikari Kubota

Design by Shogo Sato

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LANDについて

いつものマチの、
一歩先。

この街にどれほど暮らしているだろう。
お気に入りのお店も増えて
よく会う仲間も増えてきた。

だけど、「いつもの」が増えるって
自分を狭める。

知らない店に行こう、
話したことのない人に会いに行こう。

はるか遠くの場所ではなくて、
いつものマチの一歩先。
およそ150年前に
この地を拓いた人々から始まった宝探し。
その続きを一緒に始めよう。

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    2023年に拠点を東京から札幌に移し、街と人の営みをドキュメントする。プロダクトPRムービーやイベント映像も撮影。

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    ヘアメイク | 制作・企画コーディネートetc
    広告のヘアメイクの他、制作・企画コーディネートやキャスティングなど多方面で活動中。