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古着界隈 | 札幌市豊平区 | Vol.9
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How long have we been living in this town? We’ve found more favorite spots, and more friends we see all the time. But sometimes, having too many “usuals” can make our world feel smaller. Let’s try a place we’ve never been. Let’s talk to someone we’ve never met. Not somewhere far away just one step beyond the streets we know. About 150 years ago, people came here and started a treasure hunt. Let’s begin the next chapter together.

豊平エリアを自転車で走っていると、
ふと目に留まった古着屋さんがある。

「こんなお店、前にはなかったよな?」
と思いながら店名をチェック。
後日ゆっくりお店に来てみると
あまり見たことのないデザインのものや
カラフルな色味、
それでいて日常使いできそうなアイテムが並んでいる。
これは詳しく話を聞きたい!と思い話を聞きに行った。

アメリカまで行ってハンドピック

「大学1年生の頃からアルバイトで古着屋さんで働き、
気付けば8年の年月が経っていました。」

そう話してくれたのは店主の藤村さん。

そんな彼が満を持して昨年オープンさせたのがこのお店だった。
前職の古着屋さんでの経験を生かしながら
現地アメリカで買い付けをおこなっている。

1930年〜2010年のものまで幅広く取り扱い、
シーズンに合わせて渡米しているそう。
(1回の買い付けで約600〜800着ほど仕入れるんだって!)

ベーシックの上に成り立つ
ちょっと変わった服を

現地で仕入れることにロマンを感じていると話す藤村さん。

初めての買い付けでは英語もわからず、
何もできずに悔しさを覚えたそう。
けれど愚直に古着と向き合い、
今では一人でアメリカに行き、
分からないことも学びながら仕入れを行っている。

15時間かけて次のマチに移動する時間や、
その道中で助けてくれたアメリカの人々。
1つの古着に出会うまでの道のりも含めて、
「古着のロマン」なんだ。

彼がセレクトする古着は、
見たこともないデザインのものもあるけれど
ちゃんと他の服とも合わせやすいものが並ぶ。

「ベーシックの上に成り立つ、ちょっと変わったものが好きです。
例えばダウン素材で作られたドレスとかですね」

お客さんのほとんどが男性だけど
取り扱うものはユニセックス。
パートナーと一緒に来る人も多いみたいだよ。

服も好きだけど
とにかくお客さんとの会話が好き

このお店は、新規のお客さんももちろん多いが
リピーターに愛されているのも特徴。

お客さんとはどんな話をしているのか尋ねてみると
意外なことに服の話はあまりしないんだって。
(もちろん服好きの人とは服の話をするらしい)

仕事の話や世間話、趣味の話などを通して、
まずはその人のことを知ることが好きなんだって。

そうやって「その人」を知ることで
コーディネートの提案にも繋げているという。

「大衆向けではなくてもいいから、
このお店を好きになってくれて長く来てくれたらいいな。」

お店を出るとき、藤村さんが話していたこの言葉が浮かんで
「ボクもまたこのお店に戻ってこよう」と思った。

Profile

mobile モビル

住所 / 北海道札幌市豊平区豊平3条3丁目2-30

Photo by Miku Katsuno

Text by Hikari Kubota

Design by Keisuke Mimura

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ABOUT US

LANDについて

いつものマチの、
一歩先。

この街にどれほど暮らしているだろう。
お気に入りのお店も増えて
よく会う仲間も増えてきた。

だけど、「いつもの」が増えるって
自分を狭める。

知らない店に行こう、
話したことのない人に会いに行こう。

はるか遠くの場所ではなくて、
いつものマチの一歩先。
およそ150年前に
この地を拓いた人々から始まった宝探し。
その続きを一緒に始めよう。

企画・運営

PATTERN

クリエイティブ

NEW

CREATORS

撮影・制作 協力クリエイター

  • 赤坂若菜

    wa___ka.pp

    LAND編集長
    PATTERN PLANNING(株)CEO|ブランディングディレクター|旅、ラーメン、焼肉、お酒、器ラバー。

  • 倉内法生

    noriok

    LAND編集部
    株式会社NEW CEO|クリエイティブディレクター|色々な土地を歩き、体を動かし、モノに触れながら、ユーモアを考える。

  • 窪田ひかり

    LAND編集部
    ディレクター兼コピーライター|LANDの企画・制作・原稿制作を担当。取材を通してこのマチの人と出会うことが大好き。

  • 勝野美玖

    rmpw110

    LAND編集部
    ディレクター|食べることと愛犬が原動力。LANDでは撮影も担当。

  • 荒巻美千子

    hina_ta_bo_kko

    LAND編集部
    ディレクター兼コピーライター|LANDでは写真撮影も担当。愛機は「Sigma fp」

  • 藤崎由理

    yurif333

    LAND編集部
    ディレクター|瓶詰めされた醬と、道内各地の銘菓食べ歩きが大好きです。

  • 三村啓介

    jack_mim

    LAND編集部
    アートディレクター|札幌生まれ、B型。アートディレクションとデザインを担当。音楽好き。

  • 石塚 雄一郎

    plg722

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|イラストが得意。お酒とカレーと狸小路が大好き。好きな色は緑。

  • 佐藤翔吾

    ss.shogo

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|ランニングしながら街や気になる場所を観察するのが日課です。

  • 八木橋ひかり

    hikari____8

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|休日はエッセイや短歌をまとめたZINEを制作しています。猫が好き。

  • sokoniaru (SHIDEN)

    sokoniaru

    映像クリエイター
    映像が好き!これまで札幌のアーティストのMV制作やライブ映像なども手がける。

  • Riku Goda /
    合田 りく

    riku____g0806

    写真・映像クリエイター
    北海道で暮らす人々と文化、その日常を写真と映像で記録する。ウェディングやライブなど撮影するジャンルは多彩。

  • Hiroto Miyazaki

    hirotomiyazaki.jp

    Cinematographer
    拠点をニセコに置きながら東京にも活動の幅を広げ活動中。リアルで儚い空気を映像に残す。好物は羊羹。

  • 村木渓太

    keitamuraki.jp

    映像作家 | 写真家
    2023年に拠点を東京から札幌に移し、街と人の営みをドキュメントする。プロダクトPRムービーやイベント映像も撮影。

  • 對馬友理

    yuri_24ma

    ヘアメイク | 制作・企画コーディネートetc
    広告のヘアメイクの他、制作・企画コーディネートやキャスティングなど多方面で活動中。