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花と暮らそう | 札幌市中央区 | Vol.1
花といろいろ種花-shuka-

How long have we been living in this town? We’ve found more favorite spots, and more friends we see all the time. But sometimes, having too many “usuals” can make our world feel smaller. Let’s try a place we’ve never been. Let’s talk to someone we’ve never met. Not somewhere far away just one step beyond the streets we know. About 150 years ago, people came here and started a treasure hunt. Let’s begin the next chapter together.

引っ越し祝いに友人が花を持って会いに来てくれた。

何もない殺風景な部屋で、突然始まった
花との生活。

同じ空間で静かに呼吸していることに、なんだか救われたり
愛着がわいてきた頃でも
忙しい日の朝はやっぱり水をあげ忘れたり。

そんな不器用な花との暮らし方。
だけどたった一輪でも、
ボクにあたたかな気持ちを運んでくれてる気がする。

ボクらはラッキーで
札幌には魅力あふれるお花屋さんがたくさんある。

冬が長く、早くに暗くなるこのマチだからこそ、
花と明るく暮らすカルチャーを一緒に育ててみない?

第一回目となる今回は、
花器を持参してお花を選べる「花といろいろ種花-shuka-」さん。

花器を持参してお花を選ぶ体験

種花さんでは、花瓶の持ち込みがOKらしい。
不器用なボクがまさに求めていたお店だ。

取材日当日。店主のちひろさんと話していると、
偶然一人のお客さんがお店にやってきた。

鞄から取り出したのは1つの花瓶!!
「この花瓶に合うお花を選んでもらって、絵を描こうと思って来ました〜」
(このお客さんは越田妃南さん( @koshidahina )という方で、
彼女が描く作品には、静けさと生命力が共存しているような印象でステキだ)

「温かさのある雰囲気で」というオーダーで
ちひろさんが1本ずつお花を手にしていく。

お客さんと会話をしながら一緒に花を選び、
1つの花瓶に様々な花や木、葉がまとめられていく。

花瓶に生けたカタチのまま花をまとめて渡してくれるから、
家に帰っても失敗することがない。
誰かを家に招く日や、記念日にもすごく嬉しいサービスだ。

花と日常をつなぐ場所

ちひろさんはこれまで、
東京の大型花屋さんやブライダル、
京都の和花や、はたまた海を越えてモロッコのお花屋さん、
北海道の花農家さんなど
様々な角度からお花を見つめてきた。

その中で育まれた「地域の人が気軽に来れるお花屋さんになりたい」という想いは今、
円山の路地の奥のスペースで形になっている。

「この花瓶たちは、ついさっき
近所の人がお店に持ってきてくれて譲り受けたものなんです」

ここは、単にお花を売り買いする場所ではなく
人と人、日常と花がつながる場所。

ちひろさんの笑顔と人柄が、
扉を開けたくなる場所にしているんだ。

この街にいてほしいお花屋さん

取材の翌日に改めてお店にもお邪魔したのだけど、
子どもが3.4人いてワークショップに参加していた。

4年ほど前から毎月開催しているらしく、
自由にお花をアレンジするみたい。
小さいころからお花が身近な存在って、
なんだかこの子たちが羨ましいなと思う。

老若男女、さまざまな人が集まるお店には
毎朝ちひろさんが市場で直接見て
「いいな」と思った花木が並ぶ。

今や、ネットでお花を仕入れられる時代だけれど
自分の目で見て選ぶことにこだわっているんだって。
そんな話から、ちひろさん自身が花との出会いを楽しんでいるんだと感じた。

📝編集部レポート

何本もお花があって煌びやかな空間とは少し違う、
自然体で、このマチにいつもそっと咲いてくれているようなお花屋さん。
華々しいものよりも、草花っぽいものが好きだと話す
彼女のお花の好みも、お店作りにどこかつながっている気がする。

この日、花瓶を忘れたボクは気になっていた草木を1本購入。
ショップカードには
「ドウダンツツジ」と手書きの文字。

好きな植物の名前をまた1つ覚えた。
花や草木とボクの日々は、今日も続いていく。

Profile

花といろいろ種花-shuka-

住所 / 北海道札幌市中央区南6条西23丁目5-17

Photo by Miku Katsuno

Text by Hikari Kubota

Design by Keisuke Mimura

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ABOUT US

LANDについて

いつものマチの、
一歩先。

この街にどれほど暮らしているだろう。
お気に入りのお店も増えて
よく会う仲間も増えてきた。

だけど、「いつもの」が増えるって
自分を狭める。

知らない店に行こう、
話したことのない人に会いに行こう。

はるか遠くの場所ではなくて、
いつものマチの一歩先。
およそ150年前に
この地を拓いた人々から始まった宝探し。
その続きを一緒に始めよう。

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    rmpw110

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    ディレクター|食べることと愛犬が原動力。LANDでは撮影も担当。

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    hina_ta_bo_kko

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    ディレクター兼コピーライター|LANDでは写真撮影も担当。愛機は「Sigma fp」

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    sokoniaru

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  • Riku Goda /
    合田 りく

    riku____g0806

    写真・映像クリエイター
    北海道で暮らす人々と文化、その日常を写真と映像で記録する。ウェディングやライブなど撮影するジャンルは多彩。

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    拠点をニセコに置きながら東京にも活動の幅を広げ活動中。リアルで儚い空気を映像に残す。好物は羊羹。

  • 村木渓太

    keitamuraki.jp

    映像作家 | 写真家
    2023年に拠点を東京から札幌に移し、街と人の営みをドキュメントする。プロダクトPRムービーやイベント映像も撮影。

  • 對馬友理

    yuri_24ma

    ヘアメイク | 制作・企画コーディネートetc
    広告のヘアメイクの他、制作・企画コーディネートやキャスティングなど多方面で活動中。