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春の書店巡り | 札幌市中央区 | Vol.1
円錐書店

How long have we been living in this town? We’ve found more favorite spots, and more friends we see all the time. But sometimes, having too many “usuals” can make our world feel smaller. Let’s try a place we’ve never been. Let’s talk to someone we’ve never met. Not somewhere far away just one step beyond the streets we know. About 150 years ago, people came here and started a treasure hunt. Let’s begin the next chapter together.

外もあたたかくなってきて、
公園のベンチでゆったり本を読みたくなってきた。

そんな時、いつもの大型書店に行くのもいいけど
せっかくならこのマチにしかない
地元の書店を巡ってみよう。

そこはきっと、ボクらを新たな世界へいざなってくれる。

ここが古本屋さん?
白を基調とした光の差し込む空間

まず紹介したいのが、
編集部も個人的に大好きな【📍円錐書店】
ここは、市電の静修学園前駅か地下鉄の幌平橋駅が最寄りの
古書を扱う古本屋さん。

古本屋さんと聞くと、
薄暗い場所に本がぎっしり並び、一見さんはお断り!
って雰囲気をイメージしちゃうけど
ここは真逆。

店主の福田さんは札幌でアンティークを扱う人気店
「unplugged(@unplugged.sapporo )で
働いていた経験もあり、
その頃の仲間が内装など協力してくれたそう。
ファッションやインテリアを扱うお店出身ともあって、
明るい店内は、どこか洗練された雰囲気を感じる。

アートや詩歌、哲学書、漫画まで

ここに並ぶ本は、ジャンルにとらわれない。
日本文学や心理学の本、市町村史などもあれば
アートブックや写真集、絵本やカルチャー誌、漫画まで
幅広い本が揃っている。

福田さんが詩歌好きであることから、
通常の古本屋さんに比べて詩歌の取り扱いが多いのも特徴。
詩歌は個人的にも好きな分野だけど、
知らない作家さんと出会えたりするから
棚を見るだけでも思わぬ出会いに胸が高鳴る。

これだけジャンルが豊富なのに、
店内には本をジャンル分けする
「仕切り」などはあえて置いていない。

「ジャンルを絞り切れない本も多いです。
捉え方によっては文学だけど、
また見方を変えれば美術でもあるというように。
あえてお店側でジャンルを規定せず、
シームレスにつながるような書店づくりを意識しています。」

気になる本を、落ち着く場所で。

どの本を、どんな場所で読むのかって、案外大事だと思う。
ここ、円錐書店では思想や哲学、心理学といった
自分の深くに潜りたくなるような本は
あえて棚に囲まれ、レジカウンターからも見えないような
閉鎖的な空間に並べている。

ただ本を置いているだけではなくて、
福田さんの配慮も店内に散りばめられている。
だからこそ、ついつい長居してしまう、落ち着く空間なんだ。

古本の魅力とは?

「過去から今に至るまでの時間に流通してきた本たちには、
現代の本にはない広がりや深さを感じます。

ベテランと呼ばれる古本屋の店主でも、
見たことのない本に出会ったり。」

ここは、本と人、過去と現代、人と人
それぞれをつないでくれる場所だ。
せっかくなら、本を愛する人から本を買ってみよう。

Profile

円錐書店

住所 / 北海道札幌市中央区南17条西6丁目3−5
電話 / 011-213-1366

Photo by Michiko Aramaki
Text by Hikari Kubota
Design by Keisuke Mimura

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ABOUT US

LANDについて

いつものマチの、
一歩先。

この街にどれほど暮らしているだろう。
お気に入りのお店も増えて
よく会う仲間も増えてきた。

だけど、「いつもの」が増えるって
自分を狭める。

知らない店に行こう、
話したことのない人に会いに行こう。

はるか遠くの場所ではなくて、
いつものマチの一歩先。
およそ150年前に
この地を拓いた人々から始まった宝探し。
その続きを一緒に始めよう。

企画・運営

PATTERN

クリエイティブ

NEW

CREATORS

撮影・制作 協力クリエイター

  • 赤坂若菜

    wa___ka.pp

    LAND編集長
    PATTERN PLANNING(株)CEO|ブランディングディレクター|旅、ラーメン、焼肉、お酒、器ラバー。

  • 倉内法生

    noriok

    LAND編集部
    株式会社NEW CEO|クリエイティブディレクター|色々な土地を歩き、体を動かし、モノに触れながら、ユーモアを考える。

  • 窪田ひかり

    LAND編集部
    ディレクター兼コピーライター|LANDの企画・制作・原稿制作を担当。取材を通してこのマチの人と出会うことが大好き。

  • 勝野美玖

    rmpw110

    LAND編集部
    ディレクター|食べることと愛犬が原動力。LANDでは撮影も担当。

  • 荒巻美千子

    hina_ta_bo_kko

    LAND編集部
    ディレクター兼コピーライター|LANDでは写真撮影も担当。愛機は「Sigma fp」

  • 藤崎由理

    yurif333

    LAND編集部
    ディレクター|瓶詰めされた醬と、道内各地の銘菓食べ歩きが大好きです。

  • 三村啓介

    jack_mim

    LAND編集部
    アートディレクター|札幌生まれ、B型。アートディレクションとデザインを担当。音楽好き。

  • 石塚 雄一郎

    plg722

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|イラストが得意。お酒とカレーと狸小路が大好き。好きな色は緑。

  • 佐藤翔吾

    ss.shogo

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|ランニングしながら街や気になる場所を観察するのが日課です。

  • 八木橋ひかり

    hikari____8

    LAND編集部
    グラフィックデザイナー|休日はエッセイや短歌をまとめたZINEを制作しています。猫が好き。

  • sokoniaru (SHIDEN)

    sokoniaru

    映像クリエイター
    映像が好き!これまで札幌のアーティストのMV制作やライブ映像なども手がける。

  • Riku Goda /
    合田 りく

    riku____g0806

    写真・映像クリエイター
    北海道で暮らす人々と文化、その日常を写真と映像で記録する。ウェディングやライブなど撮影するジャンルは多彩。

  • Hiroto Miyazaki

    hirotomiyazaki.jp

    Cinematographer
    拠点をニセコに置きながら東京にも活動の幅を広げ活動中。リアルで儚い空気を映像に残す。好物は羊羹。

  • 村木渓太

    keitamuraki.jp

    映像作家 | 写真家
    2023年に拠点を東京から札幌に移し、街と人の営みをドキュメントする。プロダクトPRムービーやイベント映像も撮影。

  • 對馬友理

    yuri_24ma

    ヘアメイク | 制作・企画コーディネートetc
    広告のヘアメイクの他、制作・企画コーディネートやキャスティングなど多方面で活動中。